【週報ラプラス】2021/10/4-8『EURUSD』FXチャート解説

アイキャッチ画像週報ラプラス

2021/10/4-8『EURUSD』チャート解説

2021年10/4-8の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、10/4-8の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

前の週からの注目点は、H1レベルの下降トレンドを継続して、サポートを下抜いていけるのかどうかでした。

この週の頭にH1レベルのダウ高値を上抜ける流れでした。

ですが、前の週報に書いた通り、目線を上に切り替えるというよりも、注目点はH4レベルの調整に入り、どこから再度下降推進波の流れに戻るかどうかですね。

週報3

H1レベルのダウ高値を上抜けたことで、H4レベルの「上昇調整波」の展開に入りましたが、FIBO38.2%程の浅いところから本格的に戻り売り勢力が入ってきて、下降推進波が再開する流れでした。

上昇調整波を崩すところでは、少し複雑な展開を作ってはいるものの、大筋は素直な展開だったと言えますね。

FIBO38.2%程の浅いところからの戻り売りで推進波が再開するのは、やはりトレンドが強い証でもあります。

この後も、重要なレジスタンスを上抜けるまでは下目線で見ておくのが素直ですね。

週報4

現状、H1ないしH4レベルで上昇調整波が入っている状況ですが、レジスタンスから本格的な戻り売り勢力が入ってきて、下降推進波が再開するのが一番素直なシナリオです。

実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報5

上位の戻り売りを受けて、上昇調整波のダウ安値を下抜けることが出来た下降波に対して戻り売りを狙っていくトレードプランですね。

Wトップのネックラインを下抜けていますが、その下のサポートで買い支えられていますが、この後攻防になっても、上位環境的には「売り」が強いだろうという予測が基ですね。

下位レベルで見てみます。

週報6

レジスタンスゾーンに引き付けた後、反発を確認して売りエントリーするという案。

また、再度サポートを下抜けるのを確認した後に戻りを待ってから売りエントリーするという案もありますね。

損確候補はダウ高値の上か戻り高値候補の上が基本ですかね。

利確も見てみます。

週報7

Wボトムのネックラインやダウ高値を上抜けてきてしまったところで利確という案。

ですが、重要なサポートを下抜けた場面でもあるので、ここで利確してしまうのはもったいないかなと。

その上の、大きなダウ高値を上抜けてしまった場面では利確する根拠としては十分ですね。

エントリーのタイミング次第では利確というより、微損で撤退という感じかもしれませんが、攻防になったサポートの下抜けをきっかけに大きく伸びる展開は上位の環境的に十分にあったと思いますので、微損でも仕方ないという感じですね。

まとめ

『ERUSUD』は前の週で到達していたサポートではやはり止まらずに続落の展開でしたね。

この後も、上昇調整波がレジスタンスに到達して、下降推進波が再開するのが素直な展開なので、どの辺りから戻り売りが本格的に入ってくるかどうかが注目点です。

実戦例は、上位の戻り売りが本格的に入ってきたという想定で下位で戻り売りで売りポジションを持つという戦略でした。

売りポジションを建てた後、攻防になっていたサポートを下抜けたので、大きく伸びてくれれば想定通りのトレードになったと思いますが、結果的には「再調整」の展開でした。

今回は、H1レベルの戻り深度としては「FIBO50%」でしたが、H4レベルで見ると戻り深度は「FIBO38.2%」程でした。

H1レベルの下降トレンドの継続という目線だけでも下降推進波が大きく伸びていく展開を作ってくれるかなという期待でしたが、結果的には「再調整」の展開でしたので、これは仕方ないという感じですね。

不安材料を強いてあげれば、上位の戻り売りの根拠がFIBO50%くらいしかなく、注目度の高いレジスタンスからの売り勢力ではなかったということですかね。

ですが、上位環境的に「強い売りトレンド」であればFIBO50%程から推進波が再開することは期待出来ます。

レジスタンスが無ければ、バチンと売って入ることは難しいと思いますが、上昇調整波のサポートを崩した後に入るのは「強いトレンド」の時はアリです。

慎重な判断で今回のポイントを避けるというのも、1つの考え方なのでそれも1つの正解です。

結果的には「再調整」の展開だったので、そのように考えた相場参加者の方が多かったわけですからね。

1つのトレード結果だけ、物事の良し悪しは判断せずに大数的に見て判断することが重要です。

タイトルとURLをコピーしました