2020/11/30-12/4『EURUSD』チャート解説
2020年11/30-12/4の週の『EURUSD』のFXチャート解説です。
まずは、11/30-12/4の週のEURUSDの「H4」と「H1」のFXチャートから見てみましょう。
前の週で長い間注目点だった、H4レベルの急所のレジスタンスゾーンを上抜けて、上位で次のレジスタンスまで目指すのではないか?という展開でした。
この週では、素直な展開で上位レベルの次のレジスタンスを目指して、ぐいぐいと伸びるだけの簡単な週でした。
レジスタンスゾーンを抜けてすぐに、H1レベルで一度押しが入りましたが、その後はぐいぐいと伸びていきましたね。
そして、週足レベルのレジスタンスに到達したことで、一度M30レベルでは上昇トレンドが転換する売り圧力が発生しました。
H1レベルでは下降調整波が発生した感じですが、今後はこの下降調整波に対してどのサポートで本格的な押し目買いが入ってくるのか?が注目点になりそうですね。
実戦紹介
では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。
まずは、下の画像を見てください。
H4レベルの強いレジスタンスゾーンを、日足のトレンド方向に上抜けたので、ここは素直にフォローで良い場面かなと。
レジスタンスゾーンを抜けた後、一旦押しを作ってくれたので、買いポジションを持ててなかったトレーダーにとっては素直にチャンスと言えますよね。
さて、下位レベルで見てみます。
H4レベルのレジサポ転換が期待できるゾーンまで届かず手前のサポートゾーンでの反発でした。
もちろん、反発を確認してから買いエントリー、サポートゾーンの下に損確というのもアリですが、下降調整波が少し強かったので、しっかり下降調整波のダウ高値を抜けるのを確認するのもアリですよね。
ダウ高値を上抜けた後、一度押しを作った後に、サポートゾーンで反発を確認してから買いエントリーもありですね。
損確の位置は、基本的にはサポートゾーンの下や、押し安値候補の下になりますね。
さて、利確についても見てみます。
手堅く利確するなら、三尊のような形から安値を下抜けたタイミングあたりですかね。
今回の環境は、H4レベルの急所のレジスタンスゾーンを何度か叩いた後に、日足の本命のトレンド方向に抜けた場面なので、理想を言えばしっかりホールドをしたいところですが、相場に絶対はないので、手堅く利確するのも悪くはありません。
週足の次のレジスタンスまでホールド出来ていたら、大きく利益が出ていると思います。
まとめ
『EURUSD』は長い間注目点だったH4レベルの急所のレジスタンスゾーンを抜けたという結果を受けて、素直にぐいぐいと上昇していく展開でした。
週足の次のレジスタンスに到達するまでは、下位足においても基本的には買いを狙っていれば、上手くいったのではないかなと。
週足のレジスタンスに到達して、H1レベルでも下降調整波が発生していますので、今後はこの下降調整波がどのサポートで止まるのか、そして下降調整波を転換させて再度上昇の流れになっているのかどうかが注目点ですね。
実戦例については、シンプルな押し目買いでしたが、今回は良い上位環境だったので、出来ればホールドしてなるべく多くの利益を狙いたい場面でしたね。
とはいえ、日ごろから手堅い利確を自分のスタイルとしている人からすると、ホールドするのは精神負荷が大きいと思います。
なので、こういう時はポジションの半分だけ手堅く利確して、半分だけホールドしてみるなんていう「分割決済」もアリだと思います。