【週報ラプラス】2021/9/27-10/1『EURUSD』FXチャート解説

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2021/9/27-10/1『EURUSD』チャート解説

2021年9/27-10/1の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、9/27-10/1の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

前の週からの注目点は、H1レベルの下降トレンドが継続して、サポート(H4)を下抜けていくのかどうか?でした。

結果的には、下降トレンド勢力が強く、H1レベルの下降トレンドを守って、サポートを下抜けていきました。

週報3

サポート(H4・上限)を背景とした、H1レベルの深いところからの押し目買いが失敗に終わった、という「売りの材料」が出てます。

この売りの材料もあり、その後もH1レベルでの戻り売りが続き、サポート(H4・下限)付近から抵抗・決済の買いが入りますが、やはりH1レベルの戻り売りが継続して、サポートゾーンを下抜けていく展開でした。

サポートゾーンを下抜けた後は、やはり戻しがほとんど入らずに勢いよく下落する流れでした。

 

現在は、週足レベルのサポートに到達している場面ですが、この買い圧力を吸収して、H1レベルの下降トレンドを継続して、サポートを下抜けていく展開になるのかどうかが注目点ですね。

H1レベルのダウ高値を上抜けると、一度上昇調整波が発生する展開になるかもしれませんが、H4レベルの下降トレンドの戻り売りを警戒しないといけないので、強気に買っていくのは少し難しい展開かもしれません。

H1レベルで下降トレンドが継続する展開が一番素直でトレードもしやすそうですね。

実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報5

押し目買いを失敗に終わらせた下降波に対して、戻り売りを狙っていくトレードプランですね。

背景としては、それまでの展開で上位の時間軸の攻防を売り勢力が勝利して、サポートゾーン(H4)を下抜けていくのでは?と期待出来る流れの中、上記の押し目買いを失敗に終わらせる「売りの材料」が出た後で売り目線でついていこうという狙いですね。

下位レベルで見てみます。

週報6

上の画像の青色レベルの下降波のFIBO61.8%程調整が済んだところに、下位レベルの緑色レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンが重なっていて、ここから売り圧力が加わり、反発を確認出来るので、ここで売りエントリーするという案がありますね。

ただ、青色レベルで目ぼしいレジスタンスに引き付けられたわけではないので、様子を見た場合、その後攻防が出来上がっていますので、サポートを下抜けたタイミングやWトップのネックラインを下抜けたタイミングなどで売りエントリー。

損確候補は、戻り高値候補の上や、ダウ高値の上が候補ですね。

利確も見てみます。

週報7

サポートゾーン(H4)を下抜ける前に、Wボトムのネックライン上抜けなどで、手堅く利確するという案。

ですが、環境的には少しもったいない気がしますね。

サポートゾーンを下抜けた後、週足レベルのサポート到達やその後のレジスタンス上抜けなどで一度利確しておくという案もあります。

また、H1レベルくらいのダウ高値に決済ラインを移行しながら、決済ラインをはっきり上抜いてくるまではホールドしておくという案や、その調整波もホールドで耐えるという案までありますね。

強い下降波が出ている場面なので、トレーダーの性格にもよりますが、強気でホールドという案が考えられる場面です。

まとめ

『EURUSD』はポイントになっていたサポートゾーンを下抜けて、下降トレンドが伸びていく展開です。

今後は、H1レベルなどで調整波が入る展開もありますが、H4レベルの戻り売りを警戒しないといけないので、基本的には売り目線になると思います。

実戦例は、戻り売りのトレードプランでしたが、ポイントとしては、背景的に上位のサポートゾーンを下抜けていくのでは?という期待感の中、押し目買いを失敗させた下降波に対して戻り売りを狙っていったという点ですね。

「押し目買い失敗」という売りの材料が発生して、またその押し目買い勢力の急所を下抜くことが出来た下降波は、そのエリアにおいて一つポイントとなります。

この下降波の高値が上抜かれるような展開になると、このエリアはまた少し混沌としてきますが、この下降波の戻り売りが成功するようであれば、そのままサポートゾーン(H4)を下抜けていき、大きく伸びることが期待できますね。

ただ期待するのではお祈りと変わりませんが、それまでの上位の時間軸において攻防を売り勢力が制してきている流れがありましたので、十分にサポートゾーンを下抜けて伸びていく展開を期待する根拠があったわけですね。

そして、その展開になれば大きく伸びていく、つまり見返りも大きいので、損小利大のトレードがしやすい場面だと言えます。

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