【週報ラプラス】2020/10/12-16『EURUSD』FXチャート解説

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2020/10/12-16『EURUSD』チャート解説

2020年10/12-16の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、10/12-16の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

前の週でH1レベルが注目度の高いレジスタンスゾーンでの攻防を上抜けて上昇していき、H4レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンまで到達したところでした。

このH4レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンは強いのである程度は下降波が発生するだろうという予測でしたが、この週はやはり該当レジスタンスゾーンからの下げ勢力が強く、H1レベルでも下降トレンドに転換していく流れでした。

週報3

H1レベルの上昇トレンドの急所のサポートゾーンで一度上昇反発の展開を作って耐えますが、突入してきた下降波の背景にはH4レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンからの売り圧力があるわけです。

なので、結局戻り売り勢力が強く入ってきて、やはりサポートゾーンを下抜けていき、H1レベルでは下降トレンドに転換する流れでした。

週報4

その後、直前のH1レベルの上昇トレンド全体のFIBO61.8%程の深さにあるサポートゾーンで上昇反発。

そして、H1レベルの強いレジスタンスゾーンまで到達するが、下降反発という展開。

上げ目線と下げ目線のそれぞれの圧力がかかっている状況ですね。

それぞれの圧力の背景にあるのは、「日足の上昇トレンドの押し目買いがすでに本格化しているのか?」というのがポイントですね。

まだ、浅いところからの押し目買いなので、もう一段深いところまでH4レベルの下降調整波が進みますよという売り圧力。

日足の上昇トレンドは若干浅いところからですが、親波の勢い自体が強いので、すでに本格化しており上昇推進波が再開していますよという買い圧力。

週報5

上抜けてくれた方が、やりやすい展開になりそうですが、基本的には攻防の決着がついた方についていくだけですね。

実戦紹介

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報6

H4レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンに到達した場面ですね。

強いレジスタンスゾーンからの売り圧力を背景に、下位レベルで早目に売りポジションを仕掛けていくトレードプランです。

H1レベルではまだ上昇トレンドのタイミングですので、勝率が高い部類には入りませんが、H1レベルでトレンド転換する流れになっていけば、大きく利益が期待できる場面なので、損益率型であることを理解しつつ仕掛けていきます。

下位レベルで見てみます。

週報7

 

売りポジションを建てるタイミングは色々ありますね。

上昇調整波のダウ安値を下抜けたタイミングは王道ですが、今回は下ヒゲなので人によってはエントリー出来ていないので、その後のダブルトップのネックライン抜けや、ダウ安値をしっかり下に抜けたタイミングなんかが候補ですね。

もしくは、戻り高値付近に売り圧力がかかっているレジスタンスゾーンが下位レベルで見えてきたタイミングでは、そこに引き付けて売りポジションを建てるのもありですね。

損確候補はレジスタンスゾーンのすぐ上か、戻り高値のすぐ上が候補ですかね。

利確に関してもやはり色々あります。

週報8

H1レベルではまだ上昇トレンドなので、押し目買いが入ってきそうなサポートで積極的に利確していくのもありですね。

もちろん、H4レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンからの売り圧力を背景にしているので、大きく下げていく展開を予測してホールドするのもありですね。

今回の場合は、ホールドしていれば大きく利益を出すことが出来たかもしれませんね。

まとめ

『EURUSD』はH4レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンからの売り圧力でH1レベルのトレンドも下降トレンドに転換していく流れでしたね。

直前のH1レベルの上昇トレンドを親波とした押し目買いが入ってきそうなサポートゾーンで止まったところでこの週は終わりです。

今後は、H1レベルでのサポートとレジスタンスで挟まれたエリアの攻防がどちらに抜けていくかが注目です。

実戦紹介についてポイントは「強いチャートポイントを背にしたトレード」ですね。

強いチャートポイントからのトレンド転換の流れを下位レベルで早目に仕掛けておくことが成功すれば、損益率は大きく出すことが出来ます。

ですが、エントリーを考える時間軸レベルや材料が小さければ小さい程、損益率が大きくなる反面、勝率が下がっていることは理解しておく必要がありますね。

勝率が下がっているトレードプランであることを理解しておけば、1度エントリーに失敗してしまった後、次のエントリーチャンスで尻込みして見逃してしまうということもないと思います。

このあたりはトレーダーの性格にもよるところなので、自分の性格も理解した上でトレードプランを立てると精神負担を減らせると思います。

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