【週報ラプラス】2021/1/25-29『EURUSD』FXチャート解説

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2021/1/25-29『EURUSD』チャート解説

2021年1/25-29の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、1/25-29の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

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前の週からH1レベルのレジスタンスゾーンとH4レベルのサポートゾーンとの攻防が始まっています。

買い勢力の背景は、日足レベルの上昇トレンドのFIBO38.2%程からの早目の押し目買い勢力です。

日足の浅いところからの押し目買いで上昇再開するのか?いや、まだまだ下降調整波が継続するのか?という攻防ですね。

この週ではレジスタンスゾーンからやはり戻り売り勢力が入ってきて、下降波が発生しましたが、サポートゾーンからはやはり買い勢力が入ってきて、攻防が継続しています。

週報3

この攻防をどちらに抜けるのかが今後の注目点であることは間違いないですね。

現在、H1レベルでは下降トレンドなので、この下降トレンドが継続していきサポートゾーンを下抜ければ、日足レベルで再調整でさらに深い調整に入っていくのかなと。

逆に、このH1レベルの下降トレンドの急所が上抜かれる時には、そのままレジスタンスゾーンも上抜いて攻防に決着がついて、上へ伸びる展開が見えてきそうです。

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実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

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攻防の中なので、難しい場面です。

直前の下降波に対して戻り売りがしっかり入った戻り高値がダマシの形になり、上抜かれてしまっています。

この戻り高値を上抜いた上昇波に対しての押し目買いを狙っていきます。

このレンジの攻防がサポートでの反発を受けた後にダマシの形で戻り売り勢力を倒した後なので、少なくとも攻防になっているレジスタンスゾーンまで再度上昇していくのでは?という予測が基になっています。

下位レベルで見てみます。

週報6

サポートゾーンに引き付けてさらに下位足でダブルボトムを作ってネックラインを上抜けたタイミング、またその後一度押しを待って反発を捉えたタイミングなどで買いエントリー。

もう少し材料を集めたい場合は、下降調整波のダウ高値を上抜けるのを待ったり、その後の押しを一度待ってから反発を捉えたタイミングなどで買いポジションを建てたりという案もありそうですね。

損確候補はそれぞれのタイミングにもよりますが、サポートゾーンの下だったり、押し安値候補の下だったり、もっとタイトに攻めたりといった感じですね。

利確も見てみます。

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高値付近で、さらに下位レベルで安値抜けしてしまったタイミングなどで手堅く利確という案。

また、高値やレジスタンスゾーン到達で積極的に利確するという案などがありそうですね。

もちろん、この大きなレンジを上抜けていけば大きく伸びるかもしれないので、上抜けていくイメージが沸けばホールドしておくのもありですね。

上でも紹介しましたが、H1レベルの下降トレンドの急所のレジスタンスゾーンを上抜ければ、そのまま上位のトレンドに乗れる可能性もあるので、損益率型になることを理解してポジションの半分くらいをホールドするのはアリですね。

まとめ

『EURUSD』は前の週から続く攻防の中にいます。

日足レベルの上昇トレンドのFIBO38.2%からの浅い押し目買いで上昇再開するのか?下降調整波がまだ継続して深い調整に入っていくのか?

という上位の視点がそれぞれ背後にあるのですが、今のところ若干上抜けそうな気配があります。

この攻防がどちらの勝利に終わるのかが今後の注目点ですね。

実戦例は攻防の中のトレードなので、正直難しい場面なので、スルーでもよいのかなという感じです。

一応、戻り売り失敗の直後を買いで攻めているので、短期的には買い勢力が優勢な状況であり、レンジの攻防中なのでレジスタンスゾーンまで再度上昇してもよいシチュエーションではあります。

ただ、もっとトレードのしやすい環境はあると思いますので、無理にトレードをしなくてもよいというのも正解だと思います。

トレードをするなら、慎重に材料を集めて、手堅く利確しておくのが良さそうです。

少なくとも、積極的に仕掛ける場面ではないですね。

ただし、レンジの攻防について、自分の分析でどちらが優勢であると見立てている人は、そちらの方向に沿ったポジションを建てるトレードは積極的にしてもOKです。

今回の場面に限らずですが、基本的にトレードというのは、上位の環境認識に自信のある場面でプランを建てるべきですね。

取引時間軸の目線だけでどれだけ自信を持てても、上位の環境が味方しているのか、味方していないのかは大きな違いです。

最低でも、自信の持てる「順張り要素」を1つはトレードプランに含めるようにしましょう。

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