【週報ラプラス】2021/3/29-4/2『EURUSD』FXチャート解説

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2021/3/29-4/2『EURUSD』チャート解説

2021年3/29-4/2の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、3/29-4/2の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

前の週で日足のサポートゾーンの中に下落して入ってきましたが、この週ではさらに下落して中に入ってきた後に少し上昇反発する流れでした。

到達しているゾーンは、日足・週足レベルのサポートゾーンなので、反発上昇するにしても、H1レベルで観測すると大きな動きになることが多いです。

週報3

H1レベルで一度戻り売りが入って下落しますが、安値を抜けずに上昇してきて「戻り売り失敗」の形になっています。

その後、急所のレジスタンスゾーンでなんとか売り圧力がかかって止めていますが、このレジスタンスゾーンを抜けると、いよいよ日足のサポートゾーンからの上昇反発の本格化が見えてきます。

今後は、このレジスタンスゾーンを上抜けて大きな上昇反発になるのか?再度下落して、日足のサポートゾーンのさらに深い所へ進んでいくのか?が注目点ですね。

実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報4

日足レベルのサポートゾーンに到達して、上昇反発する可能性もあった場面でしたが、買い勢力と売り勢力が攻防になった結果出来上がった注目度の高いサポートゾーンを下抜けたましたので、直前の下降トレンドがまだ強く、もう一段深い次のチャートポイントまで下降トレンドが継続するのではという予測がベースになってますね。

注目度の高いサポートゾーンを下抜けた下降波に対して戻り売りを狙っていきます。

下位レベルで見てみます。

週報5

下降波の急所のレジスタンスゾーンまで引き付けて長い上ヒゲが確定したタイミングで売りエントリーというのが1案。

その後、ダブルトップのネックラインを下抜けたタイミングで売りエントリーするのもアリですね。

損確候補はレジスタンスゾーンのすぐ上かネックライン抜けの後なら、戻り高値候補のすぐ上に入れるのもアリですね。

利確候補も見てみます。

週報6

安値抜けの前に下位レベルで再度戻りが発生してしまっているので、これを耐えるのが嫌なら、ダブルボトムのネックライン抜けで手堅く利確するという案。

この戻りも耐えてホールド出来たなら、その後は順調に伸びているので、しっかり伸びた後にレジスタンスを抜けてきたタイミングで利確するとうのが1案。

日足レベルのサポートゾーンの中に入ってきている状況なので、この辺りで利確しておくのが良さそうですね。

まとめ

『EURUSD』はH1レベルで再度下落したけれど、また上昇反発を受けている状況ですね。

このH1レベルの攻防で買い勢力側が勝利する展開だと、日足レベルのサポートゾーンからの上昇反発が本格化していく流れになる可能性が高まりますね。

それとも、再度売り勢力側が勝利して、もう一段深いところまで下落が進むのかどうかが注目点ですね。

実戦例は普通の戻り売りの形ですが、ポイントは環境認識です。

今回の場面は、戻り売りをするには理想的な環境とまでは言えないので、トレーダーによっては売りは躊躇うこともあると思いますが、それも1つの判断ですね。

今回は、取引時間軸レベルで攻防の結果出来上がった注目度の高いサポートを下抜けたという材料を重視して、もう一段深いところまで下落が進むのかなという予測をベースにしています。

この攻防が買い勢力側の勝利に終わっていれば、日足のサポートゾーンからの上昇反発の本格化をイメージして、押し目買いで拾うようなトレードプランを建てていたかもしれません。

環境認識と取引時間軸レベルでの両方の材料を統合的に判断して、トレードを出来る程期待値が高い場面なのかどうかという判断が重要になりますが、これはデジタル的に判断できるものではありませんので、デモトレードなどで繰り返し経験して獲得しておくべき「技術」と言えます。

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