【週報ラプラス】2020/11/9-13『EURUSD』FXチャート解説

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2020/11/9-13『EURUSD』チャート解説

2020年11/9-13の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、11/9-13の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

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前の週で米大統領選の影響などもありましたが、結局日足の上昇トレンドの押し安値候補付近で再度押し目買い勢力が入ってきて、H4レベルのレジスタンスゾーンを上抜けるかどうか?という展開でしたね。

この週ではH4レベルのレジスタンスゾーンの上限まで到達しましたが、上限で上ヒゲで抑えられて、一旦押しを作る流れになりました。

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その後、中段にあるサポートゾーンから押し目買いが入ってきて、再度上昇する流れですので、この上昇波がH4レベルのレジスタンスゾーンを上抜けることが出来るかどうかが、今後の注目点ですね。

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実戦紹介

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

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H4レベルのレジスタンスゾーンの上限上抜けに失敗して、M15レベルのダウ安値などを下抜ける強い下降波が発生している状況。

その中を戻り売りで拾っていくトレードプランですね。

下降波はあくまで上位レベルでは下降調整波ですが、上の画像の中の下のサポートも下抜けたので、上位レベルで次のチャートポイントまでは少なくとも調整が進むかなという予測の基、慎重に売っていくイメージです。

下位足で見てみます。

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急所のレジスタンスゾーンまで引き付けたのであれば、さらに下位レベルの反発を捉えて売りエントリーするのはアリですね。

もちろん、その後複数回叩いたサポート抜けなどの材料を待ってから売りエントリーするのもアリですね。

最初の上ヒゲ確定で売りエントリーなどのタイミングであれば、レジスタンスゾーンの上に損確を置いた方が良さそうですが、後半のタイミングであればダブルトップの絵が見えてきてますので、戻り高値候補に損確を置くのも1案ですね。

利確に関しても見てみます。

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上位の到達目標となりそうなサポートに到達したタイミングで積極的に利確するのが今回は一番最適な利確だったようですね。

今回はピッタシ利確出来て離れ業のようになっていますが、上位レベルの次のチャートポイントで利確するのは割と基本的な利確方法なので、そこまで難しいわけではなかったと思います。

もちろん、手前の安値で手堅く利確するのだってアリだと思います。

というのも、乗っている下降トレンドは上位では「下降調整波」なので、いつ本命の押し目買いが入ってきて上昇していってもおかしくはないからですね。

なので、上位のサポートで積極的利確が出来ていなかったとしても、レジスタンスを上抜けするタイミングや、戻り売り失敗の絵になるタイミングでは、遅くとも利確しておくのがおすすめです。

まとめ

『EURUSD』は日足レベルの上昇トレンドの再度の押し目買いからH4レベルのレジスタンスゾーンを攻めている状況ですね。

H4レベルのレジスタンスゾーンを一気には抜けられず、上限で一度抑えられて押しを作る展開でしたが、中段のサポートゾーンから早くも押し目買いが入ってきた「強い展開」で再度上昇していく展開です。

次は、H4レベルのレジスタンスゾーンを上抜けられるのかどうかが注目点ですね。

実戦紹介についてのポイントは手堅い利確ですかね。

取引時間軸レベルだけ見ると、強い下降トレンドに見えますが、しっかり環境認識をすると上位レベルでは「下降調整波」なのが分かります。

なので、注目度の高いサポートゾーンから押し目買いが入ってきて、上昇していく展開に変わっても全然不思議ではないんですね。

利確に関しては絶対的な答えはないので、もちろん強気でホールドするのも1つの案ですが、上位の環境的にも伸びそうな時にホールドという選択肢を使うのがやはり肝心ですね。

そもそも、今回の場面は「売り」を考えるには理想的な相場環境とは言えない状況でしたので、もちろんトレードをしないという選択もあり得ます。

ですが、「調整波」の中であってもトレンドではありますので、手堅い利確とセットにすることでトレードすることが可能だったりします。

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