【週報ラプラス】2022/1/31-2/4『EURUSD』FXチャート解説

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2022/1/31-2/4『EURUSD』チャート解説

2022年1/31-2/4の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、1/31-2/4の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

ファンダメンタルズ要素をきっかけに大きな下降波が発生した後の週。

戻しがある程度があることは想定内でしたが、素直な展開としては目ぼしいレジスタンスから戻り売りが入ってくる展開。

でしたが、結果としてはほとんど戻り売り勢力が入ってこずに直前の強い下降波が全戻しの流れでした。

週報3

前の週の終わりからの流れで、逆H&Sが形成されたので、ここから戻しの展開でした。

その後、戻しの途中で強い下降波を親波とした戻り売りが入ってくるかなと思いましたが、そのまま上昇する展開。

下降波の急所のレジスタンスゾーンでも強い戻り売りは入らずに、そのまま上昇していく流れで、下降波を生んだ起点となった高値も上抜けてしまいました。

この時点で買い勢力が思ったよりも強いなという印象に変わりますね。

週報4

結局、日足レベルの高値まで価格は上昇していく展開でした。

この高値を上抜けるにしても一度押しが入りそうな流れですが、この押しに対して押し目買いが入ってきて、この高値を上抜けるに展開になるのか。

それとも、日足レベルの下降トレンド継続支持派の売りによって再度大きく下落する展開になるのかが注目点ですね。

実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報5

下降波に対して、買い勢力が入ってきて、「逆H&S」のチャートパターンが出現した場面ですね。

この逆H&Sのネックラインの上抜けに成功した上昇波に対して押し目買いを狙っていくトレードプランですね。

上位環境では売り目線なので、この上昇波が大きく伸びていて、上位の戻り売りポイントまで到達していた場合は、この買いを狙うのは得策ではありませんが、上昇波が大きく伸びずに押しが入ってきたので、まだ上昇調整波の伸びる余地があるという判断ですね。

下位レベルで見てみます。

週報6

ネックラインを上抜けた上昇波に対しての押しをサポートゾーンまで引き付けます。

その後、サポートゾーンから反発を確認して買いエントリー。

また、押し(下降調整波)のレジスタンス抜けのタイミングで買いエントリーなんかが考えられますね。

損確については、押し安値候補や親波の安値の下なんかが損確候補ですね。

利確も見てみます。

週報7

さらに下位レベルでレンジを組んで下に抜けたところで、下降調整の展開が見えたのでここで利確という案。

また、その後にWトップのネックラインを下抜けた場面があるので、ここで利確。

もちろん、ホールドという案もありますが、上位環境的には戻り売りが入ってきておかしくない場面なので、手堅く利確するのが無難かなと。

結果的には、ホールドしておくのが一番良かったのですが、、、

まとめ

『EURUSD』は前の週に発生した大きな下降波に対して戻しの上昇調整波を形成する週になりました。

前の週の終わりから「逆H&S」が形成されましたので、戻しの展開に入るのは素直な流れでしたが、ある程度調整が進めば戻り売りが入ってくるのかなと思っていましたが、予想よりも買い勢力が強い展開でした。

日足レベルの高値付近まで買い勢力が攻め込む展開になっていますので、今後はこの高値を上抜けていくのかどうかが注目点ですね。

実戦例は前出の逆H&Sの場面を使っての押し目買いのトレードプラン。

逆H&Sのネックラインを上抜けた上昇波に対しての押し目買いですが、上にも書いた通りこの上昇波が大きく伸びていたのであれば、押しが入ってきても押し目買いは狙いづらかったと思います。

ある程度伸びていれば、直前の大きな下降波の戻り売り勢力が入ってきてもおかしくなかったからですね。

結果的には、予想よりも売り勢力が弱くぐいぐい価格が上昇していく展開でしたが、大数的に考えれば強気で買いを伸ばしていけるチャートの形ではないですね。

なので、逆H&Sを活かして買いポジションを上手く持てても、イメージとしては「上昇調整波」に乗っていることを意識して、手堅く利確したいところですね。

売り勢力が入ってきたという手ごたえを感じたら、さっさと買いポジションを手仕舞って、本命の売りを狙う姿勢に切り替える、そんなイメージでした。

結果的には予想に反して、そのまま上昇していくイメージだったので、買いポジションを持っていれば良かったとなりますが、それは結果論ですね。

大数的に考えて、毎回こうするのが良いのかどうかという視点で判断しないと長期的にはトレード成績は安定しませんので、ご注意を。

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