【週報ラプラス】2021/7/26-30『EURUSD』FXチャート解説

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2021/7/26-30『EURUSD』チャート解説

2021年7/26-30の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、7/26-30の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

さて、週足レベルのサポートに到達後に買い圧力が徐々に強まるものの、依然売り圧力が強くじわじわ下げていく展開が続いていました。

重要なレジスタンスを上抜けるまでは下目線で良いですが、週足レベルの安値圏なので、注意が必要といった場面ですね。

週報3

何度も買い圧力が加わったサポートゾーンと、何度も売り圧力が加わったレジスタンスゾーンとの攻防という構造になっています。

週足レベルのサポートゾーンに到達したので、一旦上昇反発があるだろうと考える相場参加者の勢力と、下降トレンドの勢いが強く、そのまま下降トレンドが継続していくだろうと考える相場参加者の勢力との攻防ですね。

これまでは売り圧力が衰えずにじわじわ下げてきていましたが、この週でついに重要なレジスタンスを上抜ける展開になりました。

早い人だと、サポートゾーン少し上のダブルボトムのネックライン割れで上に目線を切り替えた人もいるかもしれませんね。

週報4

さて、重要なレジスタンスを上抜けてH4レベルでは上目線ですね。

今後は、日足レベルのレジスタンスを上抜けて、大きな上昇へとつながっていくのかどうかが注目点です。

週足レベルで見ると、高値切り下がり、安値切りあがりの状況なので、大きな持ち合いの中にある状態ですね。

米国雇用統計などの結果も受けて、上位の流れが決まってくるかもしれません。

実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

チャート解説5

何度も売り圧力が加わった重要なレジスタンスを上抜けた後、やはり残存勢力が居るので、一度下降波が発生していますが、それを受け止めて再度強い上昇波でレジスタンスを上抜けてきた後、伸びていく展開を押し目買いで拾っていくトレードプランですね。

本当は残存勢力を抑え込んだ後の展開を拾いたいところですが、再調整で振り落とされたり、エントリーしづらい展開だったので、レジスタンスを上抜けて伸びていく展開を再度拾っていく狙いですね。

下位レベルで見てみます。

週報6

 

M1レベルで下降調整に入った後、押し目買いが入ってきそうなサポートの候補が2本。

通常であれば、深いところまで引き付けてもよいのですが、上昇が強い展開ですし、手前のサポートでも戻り深度はFIBO50%を越えていますので、買いの材料があれば仕掛けてもOK。

サポートに到達後に、レジスタンスの上抜けを確認して買いエントリー。

レジスタンスの上抜けの材料が小さいと感じるようであれば、下降調整波の急所のレジスタンスからの売りを受け止めてから、買いエントリーでもアリですね。

損確の候補は、各サポートの下やダウ安値の下なんかが候補ですかね。

利確も見てみます。

週報7

ダブルトップのネックライン割れで利確。

または、その後の大きなダブルトップのネックライン割れで利確。

もう少し上昇していれば、積極的利確の候補となるような上位のレジスタンスもあったのですが、中途半端な所からの下落なので効率的な積極的利確は難しかったのかなと。

正直、注目度の高いレジスタンスまでもう少し順調に伸びる場面かなと思ったのですが、いまいち伸びてくれませんでしたね。

大きなダブルトップのネックライン割れで利確で手を打つのが無難かなと思いますが、一応ホールドして日足レベルのチャートポイントまで狙うのもアリですね。

まとめ

『EURUSD』は、ようやく週足レベルのサポートの買い圧力によって、これまでの下降トレンドが一旦上昇反発するような流れでした。

今後は、この週足レベルのサポートの上昇力がどれほどの強さなのかを確認するような流れになるかと思いますが、上に書いた通り週足レベルで高値切り下がり、安値切りあがりの状態なので、少し難しい場面ですね。

日足レベルのレジスタンスに到達してくれれば、そこでの反応を見て少しイメージが描けるかもしれませんが、少なくともH4レベルでは上目線で良いと思います。

実戦例は、重要なレジスタンスを上抜けた後を押し目買いで拾っていくトレードプランですね。

今回は入る時の波の形や、その後の伸び方などを考えると理想的なトレード場面とまでは言えませんが、注目度の高い上位のチャートポイントを抜けた後、素直にトレンドフォローしていくトレードプランはFXのトレード手法の王道です。

時間軸の組み合わせは色々ありますが、同じような考え方で期待値の高いトレードプランを見出せる場所は美味しいポイントです。

もちろん、期待値が高い、美味しいと感じる場面はトレーダーそれぞれだと思いますが、まずは自分なりに自信の持てる同じような場面を1つ作るとトレード成績が安定してくると思います。

その為には、やはりデモトレードを繰り返すことがおすすめです。

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