FXにおいて上達の早いトレーダーの「7つ」の特徴

アイキャッチ画像トレード手法

上達の早いFXトレーダーの「7つ」の特徴

FXを始めて、ほとんどの人が最初から継続的に利益をあげられるわけではありません。

まず「期待値の高い」トレードをする為に、必要な「知識」を学びます。

そして、その「知識」を基にトレードを繰り返して、「技術」に昇華していきます。

つまり、「上達」する必要が誰にでもあるということですね。

ですが、世の中は「上達が早い人」と「上達が遅い人」に分かれてしまいます。

FXにおいて、上達が早いFXトレーダーに共通している特徴を紹介しますので、自分がいくつ当てはまっているかをチェックしてみてください。

 

①「論理的に考える」

まず最初の特徴は「論理的に考える」です。

これは、当たり前と言えば当たり前なんですけど、FXを「ギャンブル」ではなく「トレード」する為には必須の特徴と言えます。

一時的に利益が出ているだけであれば、なんとなく取引をしていても達成することは可能かもしれませんが、何年も継続して利益をあげ続ける為には、「大数的に考えて、収束した時に利益が出る期待値」がトレードには必要になります。

その為には、論理的に考えて「期待値の高い」トレードを積み重ねていく必要があります。

FX用語解説「大数・勝率・損益率・期待値」
ラプラスFXの用語解説。「大数・勝率・損益率・期待値」について説明。FXトレードは「確率」の世界とは切っても切れない運命。「数字」を通して、自らのトレードと常に向き合うのもトレーダーの仕事なんです。

日頃から、「論理的」に考える傾向がある人は、FXにおいては向いていると言えます。

スポーツにおいては、「頭脳派」と「感覚派」に別れたり

②「情報を調べる」

次に「情報を調べる」という上達の早いFXトレーダーの特徴。

気になったことや、自分が興味を持ったことについて、すぐに情報を調べるという特徴は、上達を早めることにつながると思います。

FXにおいても、「期待値の高い」トレードを構築する為には、まずは「知識」が必要になります。

その「知識」は情報を調べて、取捨選択して、正しく理解をすることで、身に付くものです。

もちろん、情報を調べて、論理的に考えずに何でも鵜呑みにしてしまうと「害」にもなり得ますので、注意は必要ですね。

 

③「自責傾向」

次に、「自責傾向」があるという上達の早いFXトレーダーの特徴。

「自責傾向」というのは、何か上手くいかない時や失敗した時に、「自分が悪かったのでは?」と考えがちな人という感じです。

上手くいかない要因を、「自分以外」の何かにすぐに見出そうとする人もいますよね。

あれは、自分じゃなくて、あの人がいけなかった

という風にすぐに考えてしまうよりも、

あれは、自分の力が足りなかったから上手くいかなかった

という感じに、自分を責めてしまいがちな人は、FXにおいては上達は早いといえます。

FXの成績が安定しない理由を「勝てる手法を知らないから」「勝てるインジケーターを使ってないから」という風に考えるのではなく、「自分の理解が浅い」「自分のトレード練習量が足りていない」という風に考える人の方が、FX迷子にもなりづらく、結果的にはスムースに上達していきます。

もちろん、1回の負けトレードを反省して、そこから改善点を見出そうとする姿勢は大切ですが、どこまで突き詰めても勝率は100%にはなりません。

大数的な視点から、許容範囲内の負けがあることを理解しておくことも必要です。

 

④「継続出来る」

次に「継続出来る」という上達の早いFXトレーダーの特徴。

何事も、習慣化したり、継続することが出来るという人は、FXにも向いています。

何度か上手くいかないだけで、諦めてしまったり、楽な道を探し始めたりという人は、FXを止めてしまったり、続けていても商材を探し続けるFX迷子になってしまったりします。

FXの上達において、色々な要素が必要ですが、その中でも一番挫折を生んでいるのが、努力の欠如だと思うんです。

「勉強をする」「チャートと向き合う」「デモトレードをする」「PDCAを回す」ということなどを、継続できるかどうかは大事なポイントです。

「継続は力なり」という言葉がありますが、まさにその通りだなと。

日頃から、なにかと「習慣化」したり「継続する」ことに、あまり苦を感じない人は、FXにも向いてます。

 

⑤「PDCAを回す」

次に「PDCAを回す」という上達の早いFXトレーダーの特徴。

そもそも「PDCAサイクル」とは?

ネットで検索すれば、詳しい解説がたくさんありますので、そちらに任せたいですが、簡単に説明すると「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Action(改善)」→「Plan」→「Do」→・・・(以下繰り返し)という「物事を改善していく流れ」のことです。

PDCA1

 

よくビジネスシーンで使われるワードですが、何事においても「上達」する為に必要な要素です。

要は、FXの成績を安定させる為にはどうすればよいのか?ということを、自分で考えて試行錯誤できるかどうかということです。

まずは人から教わることも大事ですが、自分で試行錯誤して身につけることが重要になってきます。

そして、PDCAを「効率的」に回すには、①「論理的に考える」という特徴がポイントだったりします。

 

⑥「ルールを守る」

次に「ルールを守る」という上達の早いFXトレーダーの特徴。

これは、自分で確立したトレードルールをしっかり守ることが出来るかどうかという点です。

デモトレードなどで「期待値が高い」トレードルールを確立しても、実際にリアルトレードをする際に、そのルールを守らなければ、その「期待値」は実現できませんよね。

リアルトレードになると、現実のお金の増減が発生しますので、精神的プレッシャーがかかります。

そして、デモトレードの時にはしなかったような、判断をしてしまいがちなんですよね。

これは、「エントリー」にも「決済」にも言えることです。

FXのトレードの極意である「待つべし」にも通じる部分です。

FXトレードの極意を「松竹梅」で解説!?
FXトレードの極意を「松竹梅」で紹介。自分が「松竹梅」のどの層のトレーダーなのか分かれば、何をすればよいかヒントになるかもしれません。

しっかり「待つ」ことが出来るかは、しっかり自分のトレードルールを守ることとある意味、同義ですよね。

 

⑦「モチベーションが高い」

最後は、「モチベーションが高い」という上達の早いFXトレーダーの特徴。

すべての行動の原動力はモチベーションです。

強いモチベーションが無いと、人は大して努力が出来ませんよね。

モチベーションの高さに応じて、人は努力が出来るので、モチベーションが高い人程、FXも上達が早いのは当たり前といえば当たり前ですね。

モチベーションが低いというか、「楽して稼げる」と思ってFXを始めた人は、だいたい挫折すると思います。

FXは簡単に稼げるって聞いたから、ちょっとやってみたい

FXは「勝てる手法」を知れば、すぐに勝てるようになるんでしょ?

というような心構えの人にとって、FXで継続的に利益をあげるというのは、とても高いハードルだと思います。

「早く」「楽して」上達したいと思っている人程、FX迷子に陥って結果的に遠回りしがちです。

1年、2年努力してでも、FXで稼げるようになりたい

という強いモチベーションがある人の方が、逆にFXの上達が早かったりするんです。

というのも、結局はFXが上達するのに「努力」という過程が必須だからなんです。

モチベーションが低い人は、どうしても「地味な努力」という過程を敬遠しがちで、「すぐに勝てる情報」というのに目がいきがちなんですね。

FXで勝つ為に決定的な要素が「情報」だと思っている人は、「商材探し」などのFX迷子になりがちです。

もちろん、期待値の高いトレードをする為にも「知識」は重要です。

ですが、その「知識」を「技術」に昇華させる為の努力を出来るかどうかが、運命の分かれ道だったりします。

 

まとめ

上達の早いFXトレーダーの「7つ」の特徴。

①「論理的に考える」
②「情報を調べる」
③「自責傾向」
④「継続出来る」
⑤「PDCAを回す」
⑥「ルールを守る」
⑦「モチベーションが高い」

どのくらい自分に当てはまったでしょうか?

正直言うと、どれも優秀なFXトレーダーとして必要な資質とも言える特徴です。

特に、①と⑦はFXの上達において重要な資質だと思います。

「常に論理的に考える」そして「努力をする」

結局、これが「上達」という木が成長していく為の幹なのかなと。

①と⑦以外で、自分に当てはまらない点があれば、むしろそこがこれから成長していく上でのヒントになるかもしれません。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」は、「孫子」の一節です。

FXについて知ることも重要ですが、自分の特徴を知っておくことも重要です。

特に、自分の「弱点」を知ることで、上達する為に何が欠けているのかが見えてくるのでは。

タイトルとURLをコピーしました