【週報ラプラス】2020/10/26-30『EURUSD』FXチャート解説

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2020/10/26-30『EURUSD』チャート解説

2020年10/26-30の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、10/26-30の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

前の週で攻防を勝利して発生した上昇波がH4レベルのレジスタンスゾーンの上限に到達して調整に入っていた局面。

その押し目買いが入るかどうかがポイントでしたが、攻防になった末に売り側が勝利して、下降していく展開でした。

週報3

このH4レベルのレジスタンスゾーンを上抜けてくれると分かりやすい展開だったのですが、また難しい展開に戻ってしまいましたね、、、

H4レベルでも注目されそうなサポートゾーンもたいして買いが入らずに下抜けたことから、H4レベルのレジスタンスゾーンからの下降波が強い展開です。

週報4

今後は、日足の上昇トレンドの押し目買いが入ったサポートゾーンが買い支えられるかどうかが注目ポイントになりそうですね。

もし、このサポートゾーンを下抜ける展開であれば、日足レベルで再調整の展開。

買い支えられても、下降波の戻り売りが入ってくるので、少し複雑な展開になりそうですね。

週報5

実戦紹介

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報6

上位レベルでの攻防があり、売り側が勝利してサポートゾーンを下抜けた局面。

最初の戻りから、サポートのレジサポ転換を利用して売りを仕掛けるのも1案としてあるとは思いますが、FIBO38.2%と浅いこともあり、今回はその後の横の展開から再度下降波が発生するのを確認してから、その戻り売りから入っていくトレードプランです。

下位レベルで見てみます。

週報7

FIBO61.8%程まで調整波を引き付けたところで、レジスタンスに対して5分足レベルで上ヒゲで反発しました。

反発の材料は少ないですが、FIBO61.8%まで引き付けており、レジスタンスに対して上ヒゲが確定していることもあり、このタイミングで売りポジションを建てるのは1案ですね。

ただし、損確はタイトには入れずらいので、親波の上限のすぐ上に設定するのが基本になりそうですね。

その後の攻防の中で売りポジションを建てる場合は、戻り高値候補が目立ち始めているので、戻り高値候補のすぐ上にタイトに損確を設定するのもアリですね。

1分足レベルの攻防で急所となるサポートゾーンが見えてきた後は、このサポートゾーンを下抜けたタイミングで売りポジションを持つのもアリですね。

さて、利確に関してはやはり色々ありますが、H4レベルのサポート到達の場面では利確を考えたいですね。

週報8

H4レベルのサポートに到達するタイミングや直前くらいのタイミングで積極的に利確する案です。

また、少なくともダブルボトムを形成してネックラインを上抜けてしまうタイミングでは利確した方が良いのかなと。

実際には、今回は予測が外れて、このH4レベルのサポートからはそんなに強く上昇波が発生しませんでした。

なので、結果論的にはホールドしておいた方が良かったということになりますが、取引時間軸レベルに対してだいぶ上位の時間軸のチャートポイントは利確を考えるには十分な材料であることが多いです。

少なくとも、そのチャートポイントからの反発もホールドして耐えて大きく利益を狙うなら、自分の損確がその反発に十分に耐えられる価格なのか?という判断が重要になってきます。

まとめ

『EURUSD』は、結局期待していたH4レベルのレジスタンスゾーンの上抜けに失敗して、逆に強い下降波を出す展開でした。

日足レベルの上昇トレンドの押し安値候補まで下抜いていくのかどうかが今後の注目点ですね。

実戦紹介については、上記の押し目買いとH4レジスタンスゾーンからの売りの攻防が売り側の勝利で決着が付いた直後の場面ですね。

上位の攻防の決着が付いた後は、上位レベルで次のチャートポイントまでは勢いよく進む展開が多いですね。

その展開の中を下位レベルで拾っていくトレードプランです。

利確に関しては、H4レベルのサポートがもう少し強いのかなと思っていたので、結果的にはだいぶもったいない利確になってしまいますが、毎回最適な利確が出来るわけではないので、個人的にはH4レベルのサポートで手堅く利確で良いと思います。

ホールドして利益を大きく狙う場面もあると思いますが、もう少し期待を持ってホールドできる場面で挑戦するのが良いのかなと。

ちなみに、ファンダメンタルズの情報を詳しくチェックしていないのでなんとも言えないですが、大きなファンダメンタルズ情報に変化があったのかなと思うくらい、強い下降波の展開でした、、、

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