【週報ラプラス】2020/12/21-25『EURUSD』FXチャート解説

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2020/12/21-25『EURUSD』チャート解説

2020年12/21-25の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、12/21-25の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。(※クリスマス休暇の影響で12/24 21:00以降(サーバー時間)のデータは無し)

週報1

週報2

前の週に書いた通り、テクニカル分析的にも、年末という要素もあり、読みづらい展開になるかなと思っていましたが、やはりはっきりしない展開でしたね。

H1・H4レベルの押しに対して、押し目買いが入るものの、すんなり高値抜けは出来ずに三角持ち合いのような展開に。

週報3

上昇トレンド中なので、三角持ち合いを上に抜けて伸びていくのが素直な展開かもしれませんが、週足レベルのレジスタンスゾーンに到達していることと、年末ということもあり、なかなか読みづらい環境だと思います。

三角持ち合いを下に抜けて、大きな調整の展開も十分想定に入れておいた方が良さそうですね。

実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報4

サポートゾーンに引き付けて上昇反発が下位レベルでレジスタンスを上抜けた上昇波に対して押しが入ってきたので、押し目買いを拾っていくトレードプランですね。

ただし、直前にダブルトップのネックライン割れの展開で下降波が形成されていますので、この時間軸レベルだと上昇波が「上昇調整波」という見立てになりますので、戻り売り勢力が本格的に入ってくる前には利確をした方が良さそうだなという、そんなに美味しい場面ではないということを認識しておく必要はあります。

さて、下位レベルで見てみます。

週報5

下降波の重要なレジスタンスを上抜けた上昇波に対して押しが入り、サポートゾーンまで引き付けたタイミングで長い下ヒゲが確定したタイミングで買いエントリーというのが1案ですね。

その後に、もう少し「上昇」の材料が増えてから買いエントリーというのもアリですが、この場面はぐいぐい伸びていくと期待している場面ではないので、なるべく早目に仕掛けて手堅く利確するスタイルの方が適しているのかなと思います。

損確に関しては、サポートゾーンの下だったり、下ヒゲの下あたりが候補ですね。

利確についても見てみます。

週報6

やはり、下降波の戻り売りが怖い場面なので、ネックラインのレジサポ転換など、戻り売りが入ってきそうな深さまで上昇したら手堅く利確しておくのが良いかなと。

もちろん、H4レベルでは上昇トレンドなので、この後の三角持ち合いを上抜けて伸びていくイメージが湧くという人は、決済ラインを移動させてホールドするのも1案ではあります。

まとめ

『EURUSD』はH1レベルでは三角持ち合いになる展開で、やはり年末ということもあり、少し読みづらい展開になってきました。

三角持ち合いを上抜けても、下抜けてもそれで方向付けが確定という流れになるか分からないのが年末の取引量ですね。

実戦例も、紹介はしましたが、そこまでお勧めのトレードプランではないのはすぐに分かると思います。

まあ、一応上位時間軸はまだ上昇トレンド中ではありますので、トレードをするならサポートに引きつけて買いポジションを建てて、手堅く利確しておくという考え方がおすすめの環境だと思います。

年末なので、難しい環境であれば、トレードをしないというのが一番賢い選択かもしれませんね。

少なくとも、「難しい場面」「年末」という環境の中、普段よりも強くロットを張って、大きな損失を出すなんて失敗だけはしないように、、、

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