2021/4/19-23『EURUSD』チャート解説
2021年4/19-23の週の『EURUSD』のFXチャート解説です。
まずは、4/19-23の週のEURUSDの「H4」と「H1」のFXチャートから見てみましょう。
日足のサポートゾーンからの上昇波がH4レベルのレジスタンスゾーンに到達して、上抜けられるかどうかが注目点でしたが、H4レベルのレジスタンスゾーンの上限も週の頭に早々に上抜けていく展開でした。
このH4のレジスタンスを上抜けたことで、次は日足のレジスタンスゾーンに向けて伸びていく展開が予想されます。
その後、押し目買いが入って出来た押し安値候補を下抜くかのように、下降波が発生しますが、下ヒゲでサポートされて再度伸びていく展開でした。
1pointでも超えたらチャートポイントを抜けたと判断するトレーダーもいるかもしれませんが、ラプラスFX的には「ヒゲ」で確定すれば、チャートポイントが機能したと判断します。
上の画像のようにサポートがしっかり機能して、再度伸びていく展開は、トレンドが強いことを示唆している材料ですね。
今後は、日足レベルのレジスタンスゾーンに到達して、これを上抜けていけるのか、トレンド転換していくのかどうかが注目点ですね。
実戦例
では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。
まずは、下の画像を見てください。
H4レジスタンスを上抜けた後の場面ですね。
H4レジスタンスを上抜けた上昇波に押しが入った後、浅い押しではあったのですが、横の展開になって、下降調整波の重要なレジスタンス付近で攻防が出来上がった後、上抜けた上昇波に対して押し目買いを狙っていくトレードプランですね。
下位レベルでも見てみます。
サポートゾーンまで引き付けて、ダブルボトムのネックラインを上抜けたタイミングで買いエントリーが基本的なエントリーですね。
ネックラインを上抜けた後の押しを待ってからエントリーするのもアリですが、今回はそのまますぐに伸びていってしまったので、入りづらかったと思います。
損確候補はいつも通り、押し安値候補のすぐ下か、サポートゾーンのすぐ下が候補ですね。
利確も見てみます。
エントリーがM1レベルなので、十分伸びたあたりでM5レベルでワイルダー崩壊したタイミングで手堅く利確というのが1案。
その後、もう1伸びした後、サポートを下抜けたタイミングやヒゲまで見ていたけど、実体抜けで利確なども1案。
ホールドしていたとしても、大きなダブルトップのネックライン割れでは利確しておきたいですね。
まとめ
『EURUSD』はH4レベルの急所のレジスタスを上抜けていく展開でした。
H1レベルでの押し目買いが続いて、続伸びする流れで週を終えましたが、次の日足レベルのレジスタンスゾーンまで伸びそうな展開ですね。
今後は、日足レベルのレジスタンスゾーンを上抜けるのか、一度ここまで伸びてきた上昇波に対して押しが入るのかどうかが注目点ですね。
実戦例で紹介した場面のポイントは「トレンドを感じている」ですね。
H4レベルのレジスタンスゾーンの下限に到達した時も、上限を抜ける時も「上昇勢力」が強い展開でした。
実戦例はH4レベルのレジスタンスの上限を上抜けた直後であり、次の到達目標と想定される日足のレジスタンスゾーンまではまだ伸びしろがありましたので、素直にトレンドを感じて、トレンドの方向のポジションを取ろうという感じですね。
H4レベルのレジスタンスを上抜けた上昇波に押しが入った後、押しが浅かったので、すぐに入ることは難しかったと思いますが、その後下位レベルで横の展開になり、重要なレジスタンスの上抜けを確認できたので、そこから買いポジションを建てるイメージです。
「トレンドを感じて、それを裏付ける材料を確認して、エントリーする」
言葉にすると簡単なんですけどね(笑)
でも、期待値の高いトレードをするコツはこれです。
ただし、トレーダーそれぞれトレンドの感じ方が違ったり、材料の確認の仕方が違ったりするだけで、トレード成績の安定しているトレーダーのやっていることは本質的には同じはずです。