FX用語解説「トレードプラン」

アイキャッチ画像ラプラスFXとは

「トレードプラン」とは

FXトレードの「トレードプラン」とは取引時間軸(用語解説)において、立てるトレード戦略のこと。

取引時間軸の波の流れや、チャートポイントを把握して、それらを分析することで、いくつもの想定されるシナリオから、トレードをするに値すると判断されるシナリオを狙いにいくのが基本。

トレードプラン1

上の画像は、概略図なので、実際はもう少し複雑な波の形になることや、もう少し多岐に渡るパターンになることを想定をしてはおきますが、上の画像のようにいくつものシナリオを想定して、そのシナリオの一つが「トレードに値する」と判断された時に、トレードプランとするのが基本です。

例えば、上の画像であれば「押し目候補1」での押し目買いには、まだそこまでの自信が持てないが、「押し目候補2」まで引き付けての押し目買いであれば、トレードをするに値すると判断された時、その押し目買いをトレードプランとすることが出来ます。

トレードをするに値するかどうかは、「勝率」「損益率」を想定して、このトレードを大数的に繰り返した時に、十分期待値が高いと見込まれるかどうかです。

ただし、取引時間軸だけの分析では、期待値の高いトレードをするのが難しく、環境認識(用語解説)をしたうえで、トレードプランを立てるのが重要です。

また下位の時間軸を使用してトレード効率を上げる工夫をし、トレードの期待値を高める努力をする必要があります。

代表的なトレードプラン

代表的なトレードプランには「押し目買い・戻り売り」「ブレイクアウト」「トレンド反転」などがあります。

押し目買い・戻り売り

トレードプラン2

ブレイクアウト

トレードプラン3

トレンド反転

トレードプラン4

その時の相場によって、最適なトレードプランを組むのが理想ですが、まだトレード成績が安定していない人は、一つのトレードプランに絞ってトレードをすることで、トレード技術を磨くのがおすすめです。

上記のトレードプランはあくまで代表的なものであり、そもそもトレードプランの呼び方なんてなんでもいいんです。

「波の流れ」「チャートポイント」を考慮して、このチャートの続きはこうなる確率が高いと思うイメージが湧けば、それがトレードプランです。

そのトレードプランに、自信が持てる相場を選ぶことがトレードプランを立てるうえで重要です。

その為には、マルチタイムフレーム分析(用語解説)がおのずと必要になってきます。

まとめ

FXトレードの「トレードプラン」とは取引時間軸において、立てるトレード戦略のこと。

期待値の高いトレードプランを立てるには、マルチタイムフレーム分析が必要です。

代表的なトレードプランには「押し目買い・戻り売り」「ブレイクアウト」「トレンド反転」などがあります。

FX上級者は、その相場にあわせて、さまざまなトレードプランを立てる判断が出来ますが、トレード成績がまだ安定していない人は、まずは、得意なパターンを一つ作って、そのパターンが使えるトレードプランを作るようにするのがおすすめです。

そうすることで、同じような波の場面を何度も経験できるので、PDCAサイクルを回すことで、効率的にトレード技術を磨くことができます。

もしまだ、自分の得意なパターンが無ければ、まずは「押し目買い」「戻り売り」に絞って、トレード技術を磨くことをおすすめします。

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