チャート解説

FXの押し目買いの場面を使って、様々な視点を紹介。「前回圧力」が加わった価格帯は、背景が変わらなけければ、また圧力が加わる可能性がある価格帯となり得ます。

取引時間軸だけ見ていると、「あれ？」という予想外に戸惑う展開も、上位時間軸による「カウンターパンチ」だったりします。上位時間軸を確認すれば、そのパンチを避けられるかどうかは別問題ですが、まずはパンチの存在に気づけるかどうかが大きな違いだったりします。

今回は、FXチャートで「強い展開」が入れ子構造、つまり「フラクタル構造」になっている場面を紹介。一つの時間軸だけを見ていると、上位時間軸のもっと強い要素を見落として「ダマシ！？」なんて思ってしまうことも、、、

FXのトレンド転換をする場面において「アーチ型」は相場参加者の心理の変化がきれいに現れた典型的な形だと言えます。「アーチ型」の転換をしていくかは上位環境次第ではありますが、、、

FXチャートにおいてよく見る「再調整」を作るような上昇調整波。上昇調整波は大きな時間軸で見れば「調整」に過ぎませんが、時間軸レベルを変えれば立派なトレンド（波）なわけなので、このトレンドを支持している勢力にとって重要なチャートポイントというのも存在します。

FXチャートの「場面」の移り変わりを意識する。どの勢力がどのような攻防になっているのか、どの価格帯を抜けたら場面が変わるのか、などに意識しながらチャート分析をすると「環境認識」の精度が上がります。

FXチャートは「フラクタル構造」になっているので、各時間軸レベルのチャートを「入れ子構造」でしっかり認識出来ると、チャート分析の精度が増すんですね。もちろん、それが期待値の高いトレードに繋がります。

FXで上位トレンド方向に沿った「長いヒゲ」の出現は推進波再開のスイッチになったりします。なので、下位レベルでこの長いヒゲに対抗するようなトレードプランはあまり良い選択にならないことがありますので、注意が必要です。

FXのチャート上には大小数多くの攻防があるわけですが、その攻防の決着をつける「トリガー」になるような波があります。そのようなトリガーに着目することは、トレード効率を上げやすい場面を選択するポイントだったりします。

自分の予測通りに価格の動きが展開した時に、ポジションを持って利益を上げたくなりますよね。ですが、その時にトレードのしやすいチャートの形になっているかどうかは別の話だったりします。無理にエントリーする以外にも、一度待ってみるという選択肢があります。