【週報ラプラス】2021/2/15-19『EURUSD』FXチャート解説

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2021/2/15-19『EURUSD』チャート解説

2021年2/15-19の週の『EURUSD』FXチャート解説です。

まずは、2/15-19の週のEURUSDの「H4」「H1」のFXチャートから見てみましょう。

週報1

週報2

前の週で日足レベルの押し目買い勢力がレジスタンスゾーンに届いて押しが入って、そこからレジスタンスゾーンを上抜けていけるのかどうかというのが注目点でしたね。

H1レベルの押し目買いがすぐに入って、再度レジスタンスゾーンに突入しましたが、再度売り圧力がかかって大きく下落する展開でした。

週報3

若干高値は更新しましたが、ダブルトップのような展開から大きな下降波が発生しましたが、買い勢力も強くH4レベルの上昇波に対してサポートから押し目買いがしっかりと入ってきました。

週報4

この上昇波もレジスタンスゾーンまで再度しっかりと伸びましたので、上昇力も強い証跡ですね。

今後は、この上昇波がレジスタンスゾーンを上抜いていけるのか?レジスタンスゾーンの圧力が強く押し安値を割っていく展開になるのか?が注目点ですね。

実戦例

では、この週の中から実戦の場面を1つ紹介します。

まずは、下の画像を見てください。

週報5

 

H1レベルの押し目買いが入ってきて、レジスタンスゾーンまでしっかり伸びた上昇波に対してい押し目買いを狙っていきます。

その前で下降波が下落していく時にレジサポ転換して機能した注目度の高い水平線がありますが、ここで再度レジサポ転換してサポートとして、浅い押し目買いを成功させていますので、このエリアで買い側が主導権を握っているというのも買いを選択した材料の1つですね。

さて、下位レベルで見てみます。

週報6

サポートゾーンに引き付けて、さらに下位レベルで持ち合ったところを上抜けたタイミングで買いエントリー。

また、下降調整波のダウ高値を上抜けた基本のタイミングで買いエントリーももちろんアリですね。

さらに、一度上昇波がしっかり伸びるのを確認した後に一度押しを待ってから、サポートが買いがしっかり入るのを確認したタイミングで買いエントリーなんかもアリですね。

損確候補はそれぞれ押し安値、サポートゾーン、ダウ安値のすぐ下あたりが候補ですかね。

さて、利確も見てみます。

週報7

レジスタンスゾーン(H4)の下限に到達したタイミング、もしくは長い上ヒゲが確定したタイミングなどで利確する案がありますね。

その後、サポートで買いが入らずに下抜けてしまったタイミングで利確する案もありますが、もちろん再度押し目買いが入る展開を予想してホールドするのもアリですね。

ただし、日足レベルの押し目買い勢力とはいえ、下降調整波の重要なH4レベルのレジスタンスゾーンなので、M5・M15レベルの押しだけで一発で抜けるというのはなかなか難しいと思いますので、負の材料がある程度出た時にはきっちりと利確しておいた方が良い場面なのかなと思います。

まとめ

『EURUSD』はこの週の最初にすぐに押し目買いが入り再度レジスタンスゾーンに突入しましたが、H4レベルのレジスタンスゾーンの売り圧力が入り、さすがに大きく下落しました。

ですが、サポートからしっかりと押し目買いが入ってきて、上昇波も急所のレジスタンスゾーンまで伸びる展開でしたので、どちらの勢力も強く、攻防になっていく可能性がありますね。

この攻防の決着が今後の注目点です。

実戦例はシンプルな押し目買いですね。

買いエントリーのタイミングは色々あると思いますが、今回の事例で言うと一旦上昇波がしっかり発生するのを確認して、一度押しを待ってから再度買いがしっかり入るのを確認してエントリーするタイミングなんかは、その後比較的に伸びやすいタイミングです。

FXは逆目線の士気が下がったから価格がぐいぐい伸びていく#1
FXの価格がぐいぐい伸びていく局面というのは、一方の陣営の士気が下がったから伸びていくんですね。トレンドの伸びるところを捉える為には、理解しておきたい感覚です。

前に「ぐいぐい期」について解説した記事を書きましたが、ある程度攻防の構図になっているエリアは一方だけぐいぐい伸びる展開にはなりづらく、決着がついた後次のチャートポイントに向けて片方の勢力に注文が偏ることで「ぐいぐい伸びる」という現象が発生します。

なので、押しの展開から押し目買いが入って一旦上昇波が伸びても、対抗勢力(売り側)が一度粘る展開はよくある展開なわけです。

その対抗勢力が諦めるタイミングなんかで買いポジションを持つと、ポジションを持ってから伸びるまでの時間が短く精神的にも良かったりします。

ですが、必ず一旦押してくれるとは限らないし、押しが入ってもその後の展開次第では買うタイミングが難しかったりするので、早いタイミングから買いポジションを建てるのも悪いわけではないんですね。

この辺はトレーダーのスタイルの違いにもよってきますが、デモトレードなどで自分に合う方法を見つけるのが良いと思います。

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