【FXチャート解説:USDJPY】再調整から下降トレンド継続の展開

アイキャッチ画像チャート解説

FXチャート解説 『USDJPY』2019/05/08頃

2019年5月8日頃の『USDJPY』のFXチャートについての解説です。

M5レベルで下降トレンドが発生している状況です。

チャート解説1

サポートに到達して「調整」に入り、上昇調整波が発生します。

その後、「FIBO61.8%」とレジサポ転換した「レジスタンス」が重なるところまで上昇します。

チャート解説2

このチャートポイントで上昇調整波を構成する下位レベルの上昇トレンドがダブルトップを形成して頭打ちになり、ネックラインを下抜けてきます。

このチャートポイント付近から大きく戻り売りが入ってきたんですね。

チャート解説3

注目度の高いチャートポイントからの戻り売り勢力なので、大きく伸びましたが上昇調整波の急所のサポートゾーンを抜けられず、ダブルボトムを形成してネックラインを上抜ける展開でした。

そして、この上昇波が戻り高値も上抜けてしまい「再調整」の展開です。

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この上昇波は、下降推進波の急所のレジスタンスゾーンまで到達します。

チャート解説4

やはりこの急所のレジスタンスゾーンからも戻り売り勢力が入ってきます。

上昇調整波継続勢力との攻防になり、少し持合いになった後に大きく下落していき、またサポートゾーンで止まりました。

チャート解説

その後、サポートゾーンから再度押し目買いが入って、急所のレジスタンスゾーンまで上昇します。

ですが、戻り高値は上抜ける前に戻り売り勢力が再度入ってきて、また攻防の展開。

上位が下降トレンドの場面なので、この攻防も下抜けていき、3度目のアタックで安値を下抜けていき下降トレンド継続の展開になりました。

まとめ

下降トレンドがサポートに到達した後に、攻防になって、結局下降トレンドが継続していくという展開を詳細に見てみました。

今回のように、トレンドがチャートポイントに到達すると、色々な思惑が入り乱れたりします。

最初に本格的な戻り売りが入った「FIBO61.8%」と「レジスタンス」が重なったチャートポイントは、そのまま下抜けていく展開になってもよいくらい注目度の高いチャートポイントですよね。

なので、あそこからの再調整の展開は読みづらいですね。

再調整から急所のレジスタンスゾーンからの戻り売りの展開は、サポートゾーンでの上昇反発はあるものの、概ね下降トレンド継続のシナリオとしては素直だったと思います。

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